明王(敵対者への攻撃隊)
恋するハートをワシ掴み 愛染明王
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「愛染」という言葉を辞書で引くと、
「愛に執着し、むさぼり愛しそれに捕われ染まること」っていう感じで書かれています。
この意味からだけでも、ナンともドロドロした雰囲気が漂ってきますね。。
だけど、人間である限り、そんなどーしようもない愛情や欲望の渦に
ハマり込んでしまうことってあるものです。
「えっ! そんな経験したこと無い」って。
たとえ今はなくても近い将来に起こり得るかもしれませんよ。
まぁ、それとも既に仏のお導きによりそんな感情とは縁遠いものに
なった方もおられるかもしれませんね。
ともかく、そんなドロドロした感情を抱いたとしても、
仏教の教えでは、「どんな情念をも悟りの境地へと浄化させましょう」と
仰っているのだから、これまたスゴイことではありませんか。
そんな大役を務めてくださるのが、愛染明王なのです。
この愛染明王にお祈りすれば、どんなドロドロとした愛情や欲望ですら、
それがまた烈しく深ければ深いほど、
返ってより澄みきった悟りの境地に入れるんだそうです。
とどのつまり、宇宙のあらゆる現象は普遍的真理である大日如来から生じ
それは再び大日如来に帰っていくという仏教の教えから起こっています。
つまり、愛情や欲望という煩悩も大きくとらえれば悟りと同じと言っているのです。
また何というスケールの大きな考え方なのでしょうか。
そんな悟りのお導きを、大日如来の如来「組」に所属する愛染明王が取り計っています。
そういった事も含んで、愛染明王にお祈りすれば男女間の悩みだけでなく
恋愛成就にもご利益があるとされ、女性、
特に水商売関連の女性方には、ことの他人気があるみたいです。
それ故、明王の手の中の一つに弓と矢を持っていることから
キューピット的役割も果たしていると思われているくらいです。
まさに、東洋版エンジェルって感じです。
顔はイカついお兄さん系ですが、おちゃめキャラの一面も隠しきれませんね。
ちなみに、お祈りの真言は
「オン マカラギヤバ ゾロシュニシャ バザラサト バジャクウン バンコク」
と唱えます。
ちょっと、舌が回りにくそうですが、お目当ての方がおられる人はお試しあれ。
但し、効き過ぎて恋の煩悩が浄化されてしまっても責任はとれませんから・・・
代表的な仏像としては、奈良国立博物館や東京国立博物館の愛染明王坐像があります。
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| 【愛染明王 像】 |
| 赤で全身を縫っているのが特徴です。 赤は煩悩を表しています。 |
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| ◆愛染明王◆ |



