天部(仏教の護衛者)
天部について
仏教がインドで勃興し始めた頃、既にいろいろの神が信仰されていました。
そういう既存の神々を取り込んみながら仏教は発展していきましたが、
その神々の多くは如来や菩薩などの護衛者というか、ボディガードの意味も含んでいました。
人間は地獄、餓鬼、畜生、修羅、人(じん)、天の六道輪廻の世界を巡ります。
善行を踏んだ人は天、悪行を踏んだ人は地獄というようなめぐり合わせになり、
いつもさまよい過ごしています。
天にいる神々が仏になります。
数も多く、それぞれの才能もさまざまなため、
分類しにくいのですが、大きく分けると、武人像、
天女像、鬼神像の三つに分かれます。
武人像は甲冑に身を固め、いかにも仏法を守るぞ、
というかたちをしています。
梵天、帝釈天、四天王などがあてはまります。
天女像はやさしく、幸せを導く天女をたちを指しており、
吉祥天、弁才天(弁天)などがこれにあたります。
鬼神像は信ずるものに幸せをもたらす神々といった
仏たちで、七福神の大黒天や毘沙門天、金剛力士や
十二神将といったところが存在します。
