天部(仏教の護衛者)
雅(みやび)で知的な女神 吉祥天
吉祥天は、インドでは古くから幸福(吉祥)を司る神として信仰され、
そのため、仏教にも比較的早くからとり入れられ信仰されるようになりました。
一般的に中国風の貴婦人姿が多く、華やかで知的な容姿が、
高貴な雰囲気を漂わせており、今尚、高い人気を集めています。
天衣(てんね)を身にまとい、宝珠など持物やアクセサリーも豊富で、
いかにも裕福な印象をかもし出しています。
その雰囲気から幸福をもたらす美しい女神として確固たる地位を築いてきました。
また、母は鬼子母神、ダンナさんは毘沙門天という
何ともうらやましい人気家系に位置しています。
そのほかに七福神の一人として、以前は活躍していましたが、
どうも大衆にあわなかったのか、今では福禄寿にその座を取って代わられてしまいました。
たとえ女神であっても幸せ過ぎるのは
妬みの対象になってしまったのかもしれませんね。
代表的な作品として、京都の浄瑠璃寺の吉祥天像が有名です。
華やかな色彩に満ち、顔も美しく、あでやかさが際立ちます。
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| 【吉祥天 像】 |
| 気高い美しさに満ちています。 奈良時代には吉祥天崇拝が続きました。 |

